ロシアと中国が持つ歴史の摺り合せは日本に対し不利益となる可能性がある
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2021年7月1日、プーチン大統領は、第二次世界大戦でのソ連の行為を、公にナチスドイツと同一視することを禁止する法改正に署名した。しかし、駐日ロシア大使館のTwitterはだいぶ前から過激というか、おかしなツイートをしているが、2021年8月13日 には「ヒトラーの同盟国、アジアおよび太平洋地域で暴虐を尽くした日本との開戦により、ソ連は極東、とりわけ軍事主義者に占領された中国と朝鮮半島における解放という使命をはたしたのです。」を投稿している。
こちらが調べてみるとロシアと中国は歴史の部分で摺り合せをしている様である。
中国の持つ歴史認識は「日本が過去に大陸の支配下にあったことを利用する中国」で述べたが、最近では「日本の土木工事、農耕、文化、鉱業、政治等の基礎を創ったのは中国である。」との理論が主流である。中国は2030年に向けて時間が無いため、日本国内のコロナウィルス感染被害が治ると直ぐにでも学者を日本に派遣し調査を開始する意志を持っている。最終的には研究成果として「日本の基礎は中国人が創った。」として発表するつもりである。これが日本人に非常に大きな影響を与えそうである。
何故か最近は「アメリカ、ロシア、北朝鮮のおかしな動きとNHK番組」で述べた通りに歴史が関係している様だが、未だに解明できていない。
ロシアは国として日本と最初に交渉したのは、大黒屋光太夫の帰国(1792年)を任されたラクスマン遣日使節であると認識している様である。その遣日使節は日本へ開国を迫るが、幕府の先送り案により交渉は決裂した。
ロシアは2021年現在でも、1791年に大黒屋光太夫がエカチェリーナ2世に拝謁した件は、何が終わっていないのか不明であるが、ロシアとしては終わっていないと考えている様である。
今後、ロシアと中国は連携し、日本に攻勢を仕掛けてくると思われるが、その為の手段が見えて来ない。単なるTwitter発言に振り回されるよりも背景を考えるべきと思う。