ロシアはウクライナに侵攻するのか
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2021年12月5日、ワシントン・ポストは「米情報機関からの報告として、ロシアがウクライナ国境に100個大隊を集結し、来年始めに最大17万5000人規模の軍事侵攻作戦を計画している。」と報道している。
ウクライナ側の情報では「国境に、地上兵力115000人、大隊戦闘群40個、戦車1200両、装甲車両2900両、航空機330機、ヘリ240機、海側に艦艇75隻、潜水艦6隻が集結した。」と発表している。
アメリカ陸軍参謀総長マコンビルは「ロシア軍が現在(4日)、ウクライナ国境に約9万5000~10万人の兵力を配置している。今後の計画は不明だ。」と発言している。
12月5日、米大統領バイデンと露大統領プーチンは2時間に及ぶオンラインで会談を実施したが、両者の主張は平行線に終わった。しかし緊張緩和のために外交的に対話を続けていくことでは合意している。
これに対してロシア側は、「侵攻計画」はまったくのフェイクだと否定し、アメリカの挑発だと反発している。
ロシアは来年、本当にウクライナに侵攻するのであろうか。
現在、ロシアが気にしているのは、旧ソ連時代のICBMである。アメリカとロシアはウクライナへの経済支援を条件にICBMの廃棄処分を開始したが、経済支援の約束は数度にわたり反古にされている。一般的にはICBMは燃料の処理だけで稼働する物はないとされているが、こちらへの情報では未だ一部存在していると入っている。
今、ロシアが力を注いでいるのが北極海航路である。ウクライナを目隠しに利用して航路の開設を急いでいる。
結論を言えば、今は未だ戦争をやらないと言う事である。しかし、NATO軍の挑発が度を超したものになれば、戦争に突入する可能性はある。