福島第1原発で増加中の放射能汚染水を海洋放出した場合の影響
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福島第1原発で増加し続けている放射能汚染水を海洋放出する案の根拠は海洋に放出すれば広大な海の水で薄まるというものである。
これに対して海外の一部から海洋を汚染するので反対と意見が出ているが実は既に海洋放出をしている国がある。アレバ社を有するフランスである。いつも日本だけが叩かれるが既に実施している国はあり日本で報道されないだけである。放出しなければ貯まる一方で安全に管理できる保証もない。
放射能汚染物質を海洋に放出し続ければ汚染物質は薄まるが海洋の汚染は酷くなるのは当たり前の事である。それ以外にも880tのデブリが地下水脈を汚染して海に流れている。
原子物理学の研究者は、放射性物質には我々が確認していない物もある可能性が高いと発言している。
ではこれが我々人類にどの様な影響を与えるのであろうか?
先ずは海洋の汚染に伴い魚類、海産物等が汚染され蓄積された放射性物質が、それを食する人々に蓄積される。海水が蒸発する際に放射性物資も水蒸気とともに大気中に飛散する事から雨となり国土に降り注ぎ樹木に吸収され、土壌・農耕地を汚染、地下に浸透して地下水を汚染することになる。時間をかけて海洋と国土を汚染していくが直ちに影響はでないのである。直接飛散したセシウム、ストロンチウム等が地上を汚染する以外にも海洋・大気の循環により汚染される深刻さを理解すべきである。
以上の事から日本政府は「国民の二人に一人が肺がんになる時代です」と言っているがストロンチウムの影響により糖尿病患者も増加する事になる。