フランス及びドイツでの暴動は影で動いた者達が存在する。

　２０２３年６月２７日、北アフリカにルーツを持つ１７歳の少年が交通取締の警察に射殺された事件を発端としてフランス国内では内乱に近い状態での暴動が発生したが、マクロン大統領は警官隊や治安維持隊の大規模投入で暴動を早期に沈静化した。
　フランス国内ではマグレブと呼ばれる北アフリカ系の移民とその子孫はフランス人に比べ失業率が高く、低賃金労働で、生活環境等が厳しいためにマグレブの若者の不満はいつ爆発してもおかしくない状況にあり、過去も暴動が発生している。
　
　７月８日にはドイツヘッセン州ギーセンのエリトリア・フェスティバルで警察への暴力事件や救急隊への大規模な襲撃が発生している。
　ヘッセンの報道官は「デモ参加者が意図的に警察との暴力的な衝突を狙っていることは明らかだった。」と発言している。
　専門家は、エリトリアが国民を無期限の兵役で奴隷にしているため「アフリカの北朝鮮」と呼んでいる。
　エリトリア独裁政権は寄付を集めるために、高位の将軍や音楽バンドをドイツに送り込みフェスティバルを開催しているため、エリトリアから逃れヘッセン州に住む者達はフェスティバル反対者が多い。

　今回の暴動を起こすために動いた者達と依頼をした者について分かる範囲で記述する。