中国が海外に対し攻撃的に出るときの背景等

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 内憂外患という言葉が今の中国に当てはまる。中国国内で反政府の地下組織が動きだして国内は不安定になり、外国との間に生じているCOVID-19の感染源の擦り合い、貿易問題が大きくなった時に中国は外に向けて攻撃を仕掛けている。これは内憂外患になった場合における中国の行動パターンなのである。
 今回のアメリカにおける警察官による黒人殺害から大規模なデモが発生したが、これを仕掛けたのは中国であると6月3日の記事でお知らせした通りである。2020全人代では、習近平は何も話さず李克強が代わりに話をしている。前回の全人代では2時間以上も話を続けた習近平が今回は何も話さない理由は、COVID-19の感染を押さえ込んだと内外へのウソの発表をしたことは幹部連中も知っており、また政敵も増えて来たため、足を引っ張られないように余計な事は言わないという態度である。

 付随する情報であるが、反政府的な立場を取るマスコミが取る手段の一つに全てを報道しないというものがある。「アメリカの黒人は普段から警察官に対して荒っぽい態度をとるため、警察官もそれなりの対応をしなければ逆にやられてしまう」ということは報道していない。その対応が今回の結果になっただけであり、今後も起こり得るものである。

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