新型コロナウイルス本体に関する最新情報

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 以前には新型コロナウィルスには4種類存在して散布時期がずらされていると述べてきたが、最新の情報では新型コロナウィルスのスパイクが出ている球体の中に4種類のウィルスが仕込まれているということである。このウィルスは既に日本にも入っているという。
 これが重症者と死亡者が増加している最大の要因である。第1種類目に合わせたワクチンを接種して第2種類目~第4種類目のウィルスに感染した場合には複雑な変異をするということである。
 そして問題なのは、PCR検査で偽陽性が出ることよりも偽陰性となる場合であり、実際には感染しているが陰性と診断され、症状が出た場合の伝播が早いということである。
 現在のPCR検査は信頼性が低いと言われているが、他には有効な検査手段があるとは聞いていない。抗体検査も併用することで信頼度が上がるかも知れないが断言するまでには至らない。そして日本での問題点はPCR検査そのものの分母が他国に比して圧倒的に少ないということである。これでは無症状感染者さえも把握出来ずに感染が広がるのは当然である。
 そしてニュース等で報道されていないが、後に問題となるのが後遺症なのである。自衛隊中央病院の報告であるが、無症状の感染者でも胸部単純CT検査をすると半数以上の者に異状陰影が認められ、陰影は両側末梢胸膜下に生じるすりガラス様陰影が特徴で、胸部単純レントゲン写真では異常を指摘できない症例が多いため、彼等はSilent Pneumonia(静かな肺炎)と呼んでいる。また海外の例では筋痛性脳脊髄炎と慢性疲労症候群と呼ばれる後遺症が出ている。一部に新型コロナウイルスは陰謀論で、単なる風邪であると言うことは大間違いで、単なる風邪ではない。日本の現在の態勢ではまだまだ感染者は増加すると思われる。更にワクチン接種後にも変異ウィルスによる感染が広がる可能性は否定できない。
 菅首相は、21日都内で開催されたイベントで「来年の夏に人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証として東京で五輪・パラリンピックを開催する」との決意を改めて示したが、Go To キャンペーンの二の舞にならなければ良いと思う。冷静に考え、分析すれば、オリンピックは中止して開催用に持っている予算は全て新型コロナウィルス対策として投入すべきであると考える。感染が広がった後では遅いのである。
 

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