中国がキリスト教の弾圧に動き始めた理由
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2021年3月現在、中国共産党はキリスト教の弾圧を始めた様であるが、共産主義者はもともと無宗教と言われているが、そのために今更キリスト教を弾圧したという事ではなく別の案件が発生しているのである。
その1つ目がヨーロッパからの工作が及ぶ事への対策である。ヨーロッパ各国も経済的に中国との連携を重視しているが、同様に中国共産党解体に向けた工作を仕掛けているのである。共産党統治ではない中国経済市場と資源が手に入る方が企業として安心して活動出来るためなのである。ヨーロッパでキリスト教と言えばバチカンであり、その影響力は各国に及び中国のキリスト教徒も例外ではないのである。
2つ目が地下教団への警戒である。地下教団にはイスラム教、キリスト教、白蓮教等ありとあらゆる宗教が含まれ、地下教団の宗教構成員は同事に秘密結社員でもあり共産党内部、人民解放軍内部等の中枢にも潜入している。
中国共産党政府が最も恐れるのが、数百万人とも言われる秘密結社員が一斉に蜂起する事である。過去の中国王朝が倒れる際には秘密結社の活動が影響を及ぼしているのである。この秘密結社活動とヨーロッパからの工作が連動した場合には中国共産党は崩壊する事になる。それを事前に察知する中国情報機関の能力は侮れないものである。