政府が及ばない力で現状よりも更に物価が上昇し生活に困窮する事になる日本国民

 過去記事、「同時インフレに向かっている世界各国」(2021年7月13日)で物価の上昇に関する記事を書いたが、半年が経過した今も物価上昇は収まらず、先進国では唯一給与が20年間上がらなかった日本は、海外の国に比較しても国民が生活していく上で受けるダメージは増していく事になる。特に家計を直撃するのは食料品の価格上昇である。
 1月5日、経済3団体の新年祝賀会で岸田首相は「日本経済の局面転換に弾みをつけるためにも、経済界には賃上げに攻めの姿勢でご協力をお願いする」あいさつした。
 更に1月26日、岸田文雄首相は2022年の春闘で3%を超える賃上げへの期待を表明しているが、賃上げに関する首相の実態はどうなのか、物価上昇はいつまで続くのか、なぜ日本はこの様になっているのかについて述べていく。

PAGE TOP