イーロン・マスクはなぜウクライナへのスターリンクの無償提供を継続したのか

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 2022年10月14日、スペースXはウクライナ政府と軍がスターリンクを使うために、米国防総省が拠出を引き継ぐよう申し入れたと報道された。
 ウクライナはロシアの侵攻を受けてインターネット等の通信インフラが破壊されたために、スターリンクがなければゼレンスキー大統領のオンライン演説も不可能であり、ウクライナ軍も指揮、通信、目標情報等を得る事が不可能となり、戦闘が成り立たないのである。今後はインターネットを利用しなければ現代戦を戦えないと言う事になる。

 10月23日、どの様な変化があったのか不明であるが、イーロン・マスクは「米国防総省からの資金提供があるかないかにかかわらず、サービスを停止することはない。」と発表した。

 10月11日にはhttps://www.starlink.com/において日本の申し込み受付を開始したが、サービス提供エリアは東日本と函館周辺の一部である。その後はサービス提供エリアを拡大すると言っている。
 当初の日本のサービス提供エリアは何かと同じである。
 
 今回は、なぜイーロン・マスクはウクライナに対するスターリンクの無償提供を継続するのであろうか。ここには某国が関わっている事項等について述べていく。