イスラエル・パレスティナ（ハマス）に対する支援はどの様な状況にあるか

　２０２３年１０月７日にハマスがイスラエルを攻撃してから約１週間であるが、１０月８日記事「パレスチナの武装組織ハマスはイスラエルを攻撃したがハマスの背後に存在する国と攻撃の目的は何か」を購入された方は、もう一つの国の動きが全く見えて来ないが本当にハマスを支援しているのか？ と疑問に思うであろうが、実際にはしっかりとハマスを支援している。

　イスラエル国防大臣は「 われわれは戦争のルールをすべて廃止した。 われわれの兵士は何の責任も負わない。軍事法廷は存在しない。」と言い切っている。
　イスラエル国会議員リバイタル・ゴトリフはガザをジェリコ（イスラエルのＩＣＢＭ）で攻撃すべきと主張している。
　イスラエルはイラン外務大臣が乗る航空機がシリアの空港に着陸する前にダマスカスとアレッポの空港を爆撃して使用不能にしてイラン外務大臣の機を引き返させている。

　そのイスラエルを支援している国はイギリス・アメリカであり東地中海に英米の空母打撃群が展開し、バーレーンに海兵遠征部隊、ヨルダンに空挺師団が集結している。イスラエル国内の米弾薬等はイスラエル軍に供与され自由に使用可能となっている。ヨーロッパ各国もこのまま静観と言う訳にも行かず、借金をしてでもイスラエルを支援する事になる。
　パレスチナ（ハマス）の支援国はイラン、シリア、レバノンであるが表に出ない国も存在している。イランはイスラム協力機構を通じてイスラムの結束を呼びかけている。

　ここからは表に出ない支援はどういう方式なのかについて述べる。