ミャンマー北東部で国軍と少数民族武装勢力の戦闘が激化している理由は何か? 

 2023年10月27日、ミャンマー少数民族武装勢力「ミャンマー民族民主同盟軍」、「タアン民族解放軍」、「アラカン軍」は1027作戦として複数の国軍の拠点に対する攻撃を開始し、中国との国境ゲートを含む90か所以上を占拠したと言われている。
 国軍は11月2日、反撃を開始したがミャンマーの民主派勢力も攻勢に参加し、国軍は投降者が続出しており8日までに軍の施設約150カ所が占拠され、国軍の崩壊も危惧される事態となっている。

 ミャンマー国軍はクーデターにより政権を握りミン・スエ大統領代行が指揮を執っているが、この政権を支援しているのが中国である。
 一体誰が中国が支援するミャンマーに対する攻勢を仕掛けているのか?
 これまでのウクライナ紛争、中東でのイスラエル・ハマス戦争を見た通り武器弾薬の支援無くして少数武装勢力が攻勢を強め国軍を圧倒する事は不可能である。

 単純に考えれば、ミャンマーの民主化を進めてきた欧米勢力が中国の一帯一路を妨害するためとも思われるが、実際のところ何処の国がミャンマー少数民族武装勢力を支援しているのか?

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