コロナウイルスの本質を科学者は理解していない
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2021年7月28日、午後の衆院内閣委員会で西村経済再生担当相は東京都の新型コロナの新規感染者が過去最多を更新するなど急拡大していることについて「今日(28日)もかなり増えるのではないか。感染者の数の報告は今週非常に増えると想定している」との見解と共に「連休中にたまっていた検査の結果が今日、明日に出てくる。7月に人出が非常に増えたことが影響している。」と発言した。28日1945現在、東京都の感染者数は過去最多の3177人になった。
昨年の12月に投稿した「新型コロナウイルス本体に関する最新情報」でスパイクが出ている球体の中に4種類のウィルスが仕込まれていると書いたが、科学者達は1種類のウィルスが変異し続けていると考えている様である。それは間違いである。
4種類の組み合わせは計算上では4×3×2×1=24通りとなるが、実際にはウィルスであるため、4が4’ にも4” にも、それ以上にも変化(変異)する。他も同様であるためキリが無い組み合わせになる。
現在は感染力の強いインド型(デルタ株)が増加しており、NHK NEWS WEBでは「インドで確認された変異した新型コロナウイルス「デルタ株」の感染が1都3県で急拡大しているとみられます。同じ変異を持つウイルスへの感染が自治体のPCR検査で確認された人は、26日の時点で5800人を超え、1週間で1.65倍に急増しました。」と報道している。 デルタ株は30代から50代の比較的若い世代が全体の7割を占めているのである。
また、埼玉医科大学総合医療センター総合診療内科の岡秀昭医師は「当病院では、先週までに入院した12人のうち10人がデルタ株でした。現在、21人が入院しており、先週末から調べればデルタ株しか出ません。置き換わったと判断し、調べる手間を省くことにしたほどです。アルファ株は置き換わるのに1カ月かかりましたが、デルタ株は2週間ほどでした。」と発言した。今後、ワクチンを接種した者がコロナウイルスを呼び込み変異を加速させる事にも気付いていない。デルタ株に変異したものに初期の株をターゲットにしたワクチンが効く筈がないという事も理解出来ないのであろうか? インフルエンザワクチンを考えれば、B型インフルエンザ用のワクチンはA型インフルエンザウイルスには効果が無いのである。
繰り返しになるが、日本のインド型(デルタ株)は海外から侵入したのでは無く、日本国内のコロナウィルスが変異したものである。これまでのイギリス型(アルファ株)も、現在世界的に発生しているデルタ株も変異の流れの中で何処の国でも発生するという事も理解されていない。医師は「もう重症者受け入れは困難」と言っているが、これから更に変異して感染力がアップした凶悪な株は間違いなく出て来るが、その後も変異し凶悪化し続けるのである。つまり、今後は感染しても受け入れて貰う事が出来ない人々は死亡する確率は非常に高くなる。
我々のグループ内の全員の意見は、「新型コロナウイルスの発生前の生活に戻る事は出来ない。」と言う事で一致している。
今後、日本の企業は社員が宝であったと気付く事になる。何故か、それは日本国内で感染者が増加し、病院に受け入れて貰う事が出来なければ死亡者が増加するということである。それは、どこかの会社の社員が亡くなっていくと言う事でもある。募集を掛ければ不景気の頃の様に人手を確保出来る訳ではなく、人手不足のため会社が運営できずに倒産、廃業、あるいは解散もあり得る事を理解すべきである。そうなると「では、どうすれば良いのだ?」と人に頼る人が多数存在し、打つ手が無ければ「これは、デマだ。」と思考を停止する人もいる。人は常に考え続けなければならない。何が正しい情報なのかを判断し自分がベストであると思う事を決断し、実行に移すべきである。
オリンピックを開催すれば感染者が増加する事は日本政府としても理解していたはずである。この責めは現政権が負うものである。