イージス・アショア配備中止は当然である

 2020年6月19日、政府は陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画を撤回する方針を固めた。迎撃ミサイルを打ち上げた際に切り離す推進装置「ブースター」を演習場内に落下させることに技術的な問題があるという理由であるが、下手なウソである。日本が独自に判断して中止を決定できる事項ではないのである。つまりもっと上の連中が決定したと言うことである。
 理由は、COVID-19の感染被害を受け、世界的に今が政治的にも経済的にも変革の時であるためである。中国は近い将来には軍事的にもアメリカに匹敵する力を失うため、日本にイージス・アショアを配備する意味を失ったということと、自衛隊内部に中国人スパイが自衛官として入り込んでいるためミサイルの技術的面とコントロールセンターからの指示を受けて動く運用面でのノウハウを中国に盗られることを防ぐための処置でもある。
 このため、商売人であったトランプ大統領も騒いでいないことに注目すべきである。

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