中国人スパイリストの流出報道
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2020年12月14日、CCP(Chinese Communist Party)member listとして約200万人分が海外で流出したとあったが、これは中国共産党が作成し流出したデータではなく、アメリカがハッキングにより情報を纏めて情報を流出させたものである。諜報機関は普通であれば自分の国の諜報員リストなど作成しない。漏れた場合のリスクが高いからである。
ここでは、リストに記載された人物が、実際にスパイなのか否かは問題にならない。これまで中国がスパイでは無い人物を捕まえてスパイだったとして使ってきた手法をアメリカが真似て、スパイだと断定したということだけである。
現在、アメリカと中国は最深部では手を結んでいるため直接的な大規模戦争に突入することはないが、既に情報戦、サイバー戦は行われている。
今回のリスト流出の目的は、中国は汚い国である。とのイメージを確立し、米企業から排除するためと中国人スパイが就職していた企業に対し保全処置が杜撰であるという理由で圧力を加えて、保全上という表向きの理由でアメリカがコントロールをし易くするためである。日本の情報機関はマンパワー不足で、中国人スパイを特定するのは中国人の数が多すぎて物理的に無理なのである。今後、日立、東芝、富士通、NEC、三菱東京UFJ銀行等はもとより他の企業もアメリカの意向に沿う動きとなるであろう。
今回の目的にもう一つ加えるとすれば、アメリカ大統領選挙と同じで国民のガス抜きである。ショーはまだ続いているということである。