バイデン政権が呼びかけるオンライン会議

 現在アメリカを支配中のバイデン政権は各国にオンライン会議を呼びかけているが、その思惑は何であろう。バイデン大統領は認知症が進んでいるため会議には耐えられないという説もあり、安全策のためだけであろうか。本ブログではこれまで、影武者であろうがトップと呼ばれる者が存在すれば良いと書いてきた。今のアメリカの政権でも同じである。実は最近入ってきた情報として、オンライン会議を別の部屋で録画して細部を分析するためであるということである。そうすれば分析に必要な人間も会議に参加していることと同じであり、人員の数に制限が無いことになる。これまでの直接会談では会議場から報道もシャットアウトされ一部の参加者だけが内容を知っていた。オンライン会議となれば、今後は大きな変化となる。
 日本の外務省担当者はどう考えているのであろうか。まさか分析という観点からは、日本に有利と思っているのかも知れないが、その時点で負けである。オンラインによる首脳会議はだいぶ慣例的に成りつつあるが、日本の場合には必ず総理の後にメモを持った人物が存在する。官僚が会談でメモを見るのは良いとしても総理が後の人物から囁かれたり、メモを見せられる様ではダメなのである。
 囁かれる、メモを見るというのは決まった事しか言わないと言う事である。相手にしてみれば新たな意見は出ないし、即答する事も無くアドリブが出来ないと言うことである。日本の総理になる政治家は派閥の力を維持し政権を維持させることについては、それなりに能力はあると思うが、日本の将来を考え国益を求めて相手国との妥協点を何処に持ってくれば相互に会談は成功したと言えるのかを考えている者はこれまで居なかったと思われる。つまり、オンライン会議でも日本の総理は流れの中で良い案を出せないし、承認された官僚案と同じである。
 その場合、相手国は首脳会議前の事務方の調整段階で自国の意見をねじ込みOKさせる事が出来るし、首脳会議でひっくり返される事もないという事なのである。単なる国民向けのパフォーマンスである。
 此処でも情報が大事であるというのが分かると思う。せめて事務方の調整段階で、官僚が「総理は自分の具体的案を持っている様で、官僚案は参考にだけにすると言われましたので、首脳会議の本番では何を発言するか分かりません」と言われる様な総理が出て来れば良いな。しかし出て来ないだろうなと思う日々である。

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