中国は台湾に仕掛けられる西側からの工作にどの様に対処していくのか

 2024年3月5日に開幕した中国の全国人民代表大会(全人代)が11日、閉幕した。
 全人代では習近平国家主席の統制が強化された。
 習近平国家主席は全人代で軍の代表団の会議に出席し、「新たな領域で戦略的な能力を引き上げなければならない。」と述べ、海洋やサイバー空間などの分野で軍事力を強化するように指示している。

 2024年3月5日、台湾の邱国正国防部長(国防相)は台湾軍が今年ミサイル訓練の回数を増やし、ほぼ毎日台湾の防空識別圏に侵入する中国軍の軍事活動は活発化しているために「敵の脅威」の変化に対応するためと述べた。

 2024年3月14日、台湾の邱国正国防部長は、台湾に対するアメリカの軍事援助について声明を発表し、台湾にはアメリカ軍特殊部隊グリーンベレーが駐留すると発言した。

 中国としては、アメリカは台湾を独立国として正式に認めていないが、中国の一部として認めているために台湾へのアメリカ軍駐留は中国にとって「侵略」とみなし、そのように対応すると発言していた。

 中国は全人代で何を狙いとして海洋やサイバー空間などの分野で軍事力を強化するのか?
 中国は台湾に駐留するアメリカ軍グリーンベレーにどの様に対処するのか?

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